INTERVIEW

中途採用

私たちの社会貢献活動

伸商機工のスタッフは、ここ数年でかなり平均年齢が若返ってきているとのこと。
一昔前は職人気質のスタッフが多く、技術的に優れていたものの柔軟性やコミュニケーションが課題だったようです。

松宮さんは中途入社で、伸商機工が3社目。
若くとも色んな経験を積んできており、今まで培った知識や技術を発揮しつつも、周囲の状況を意識して動くことができるフットワークの軽さが印象的な人でした。

松宮
「もともと色んなことやることが好きでして。前職では科学工場に勤めていて、そこでは色んな作業を手広くしていたんですが、そういった多くの作業をすることをこの会社でも生かせているかなと思います。仕事をしていく中で、培った自分のやり方や進め方みたいなものを色々と試して自由にやることができる、そういう職場です。」

1日のスケジュール

1day Schedule
  • 6:15

    起床

  • 6:20〜6:55

    ペットの世話、シャワー、朝飯 他

  • 7:00

    自宅出発

  • 7:30

    会社着

  • 7:35〜8:10

    段取り(端材捨て、材料確認・発注)・コーヒーを飲む 他

  • 8:15

    朝礼

  • 8:20

    CAD、抜き、曲げ

  • 12:00

    昼休憩

  • 12:45

    CAD、抜き、曲げ

  • 17:10(定時)〜19:15

    退社 or 残業

  • ペットの世話、

  • 晩飯・晩酌

  • ゲーム、競馬予想

  • ゴミ出し準備、洗濯 他

  • 22:50

    就寝

この仕事の魅力はなんですか?

松宮
「現在『抜き』という工程を主に担当しているんですが、セッティングをして機械が加工作業を行っている間、私は待ち時間になります。その間は自分の手が空くので他の部署が忙しければそちらに応援に行くこともありますし、何か別の作業がある場合はそちらの作業を行なっています。自分はなるべく仕事中に暇な時間を作りたくなくてですね。ただジッと待つって実は1番苦痛だし、時間の無駄だと思いませんか?」

「リーダーからおおよその指示があり応援にいくこともありますが、ある程度自分で考えて行動できるのでそういう意味で自由に動けることは、自分にとって魅力でもあるしやりがいでもあります。」

「その他にも例えば休日にお子さんを会社に連れてきて職場を見せてあげる社員や、同じく休日に自分の作りたいものを会社の設備を使用させてもらって作る社員もいたりします。もちろん許可を取ってですが、なかなかそこまで自由な環境はないなと思いますし、ものづくりが好きな人にとってはすごく魅力に感じる環境なんじゃないですかね。」

この会社に入社しての印象は?

松宮
「以前勤めていた同業種の会社に比べて、規模の違いもあるものの正直まだまだ改善の余地はたくさんあるなとは感じています。ですが、自分らしくできるという点では以前の会社よりもとてもいい職場だなと思います。」

今後仕事を通じてどんな人になっていきたいですか?

松宮
「私は人に感謝される人間でありたいので、社内で一緒に働く皆さんにも日々の業務の中で困ったことがあれば助けられる人間になりたいですし、お客さまからも喜ばれるような提案がどんどんとできるように成長していきたいなと思っています。」

「現状だとなかなか納品したお客さまから感想など直接聞ける機会がなかなかないんですが、そういった機会も今後会社として設けられれば、製品を制作する上でももっともっと改善して、良いものが提供できるようになるんじゃないですかね。」

「あと、まだ溶接をしたことがないので溶接も経験してみたいですね。やったことのない工程を知ることでCADで設計する時など前工程の作業も後工程のことを考えて、工夫できたり今までやっていた工程の幅も広がるんじゃないかなと。」

どんな人と働きたいですか?

松宮
「自分も含めてではありますが今いる社員さんは割と控えめというか、積極的に関わろうとする人が少ないかなと思うので、行動力があって周りのみんなを巻き込んで動けられるような人、壁を壊してくれるような人が来てくれると、もっと会社全体が活気付くんじゃないかなって思います。」

限られた時間や人材の中でより大きな成果や利益を出していくには、一つのことに集中してやるということだけでは難しいし、自分の視野も拡げれれません。
普段と別の動きをすることで新しいアイデアや改善案が出てくるものだし、人とのコミュニケーションからもそれはまた然り。

松宮さんのような人材が増えれば、1が10にも100にもなってより大きな価値を創造していけるんだと思います。

田中さんの第一印象は、とにかく目の輝きがすごい!
慣れないであろうインタビューで恥ずかしさは少し感じつつも仕事を楽しんでいるという姿勢が伝わってきました。

高校、大学と工業系に進学し、大学に通う中で2020年世の中がコロナ禍になり、大学の先輩の就職活動の大変さを目の当たりにし、大学をやめ伸商機工に入社を決意した田中さん。

田中
「1番はやっぱりコロナの影響が大きかったです。2020年はコロナの影響でリモートで座学をするばかりでした。ですがやはり工業系なので実技を学べる場がなくなってしまい、時間の無駄とは言いませんがこのままではダメだと悩み考えた末、大学を辞め就職することを決意しました。」

「学生時代工業系で学んできましたが、精密板金という言葉はここへ来て初めて知りました。自分の中では今までの知識があったので、ある程度は自信があったんですが、いざ働いてみると知らないことばかりで、注意されることもよくあります。なので、正直最初はメンタルが少し弱くなってしまったこともありました。」

「やっぱり現場に立って初めて経験して気づくことがたくさんですね。でも一生懸命仕事をこなしていく中で、徐々にはでありますが知識と技術が身についてきているのを実感しています。とにかく今はまだまだ修行中といった感じですね。」

1日のスケジュール

1day Schedule
  • 6:30

    起床

  • 7:45

    出社

  • 8:20

    清掃

  • 8:25

    始業(溶接〜仕上げ)

  • 12:00

    昼休憩

  • 12:45

    作業再開(溶接〜仕上げ)

  • 15:00

    休憩

  • 15:15

    作業再開(溶接〜仕上げ)

  • 17:10

    定時

  • 17:40

    帰宅

  • 18:00

    スマホをいじる

  • 18:45

    風呂掃除

  • 19:15

    夕食

  • 20:00

    スマホかテレビ鑑賞

  • 22:00

    入浴

  • 22:45

    布団に入る

  • 24:00

    就寝

この会社を選んだ理由は?

田中
「面接をしたのはこの会社一社だけでした。WEBの情報サイトで調べていく中でいくつか候補はあったんですが、この会社のホームページを見た時に『会社の看板を制作しました』という内容を見て、単純に『おっ!すげぇ!!こんなもの作れるんだ!』と感動し、同時に『自分もこんな物を作ってみたい!』という気持ちになったのが理由の一つだったと思います。」

「また家業も製造業だったので、製造業で働きたいという想いが強くそれ以外の業界は選択肢にはなかったです。」

「その他の理由としては友人も同じ製造をやっていたりするんですが、話を聞くと製造業は三交代制が多くて正直自分にはちょっと厳しいなと思い三交代制ではないことと、休みが他社と比べてしっかりと休むことができるということも要因でした。」

この会社に入社しての印象はどうですか?

田中
「とにかく人に恵まれていると思います。入社当初は、とにかく失敗し叱られることも多くて正直『どうしてここまで言われなくちゃいけないんだろう…』と思うこともありましたが、今思えばそれは本当に自分を思って言ってくれていた言葉なんだなと感じています。」

「実際仕事をする中で、その言葉を思い出し「ここは気をつけよう!」と意識して、注意されたことを生かして作業することができています。」

今後どんな仕事にチャレンジしたいですか?

田中
「正直まだ今のことに精一杯でなかなか思いつかないんですよね。」

インタビュアー
「そうですよね。んーでも小さな目標とかでもいいと思うんですよ。例えば、今回薪ストーブとか焚き火台を作ったんですが、田中さんも何か趣味を生かして、こういうもの作りたい!とかでもいいじゃないですかね。」

田中「趣味ですか。実は自分バイクに乗ってまして、ハーレーの883ってやつなんですけど、自分でバイクのパーツを作りたいっていうのはありますね。」

インタビュアー
「おーいいですね!それは是非是非社長さんに話していきましょうよ。やりたいことはどんどんチャレンジすべきですよ!熱い想いを伝えればきっと社長にも届くはず!」

田中
「はい!今度言ってみます!」

仕事を始めるタイミングや、理由、考えは人それぞれ。
でも始めたからには一生懸命でありたい。その想いはきっとみんな同じはず。

ひたむきに挑戦し続けることを改めて感じさせてくれた時間でした。