経営理念
やさしさあふれる会社になろう!!
わたしの今まで生きてきた人生のキーワードとして、「やさしさ」というものがあります。
家族、友人、関わる全ての人に幸せになってほしい。
みなに対し、やさしい人間でありたい。
その自分理念を実践する場は、私生活だけに止まらずに会社でもその想いは変わりません。
企業全体としても社員一同がやさしさや感謝の心をもち、日々の業務に取り組むために「やさしさあふれる会社になろう!!」を経営理念として掲げました。
会社の強み・特徴
弊社は板金業界の中では小規模な企業ですが、一品一様の多品種、変種変量に対してトライできる会社です。
お客様のくすぐったいところを掻いてあげられる、様々な要望に対して応えることができ、かつそうした体制の中でも短納期対応にも応えられるのが弊社の強みです。
社員とのエピソード
今回まるのび商会として自社で制作した焚き火台(もえ太郎)や薪ストーブ(ぬく太郎)を制作する中で、今までなかった社員間のチームとしてのつながりが強く感じられる様になりました。自社製品として共に考え意見し改善を重ね作り上げたので、自然とコミュニケーションがとれるようになってきたんです。
今までが自分の担当するポジションだけをしっかりとこなす野球型だったチームが、視野を拡げ全体を見渡し動くことができるサッカー型のチームに変わってきたんじゃないかなと感じました。
他人事だった今までのことも自分事として、自ら意見を出してくれるようになってきたことが本当に嬉しいことです。
過去乗り越えてきた苦難・苦労、そこから得た教訓
社内においては、この会社が何のために仕事をしているかということが共有できていなかったがために、価値観の違いやすれ違いが生じてしまって、一緒に働けなくなってしまったということが過去にありました。
やはりコミュニケーションをしっかりとり、その人がどういう人間で何をどう考えているのか、この会社に向いているのかいないのかをちゃんと判断しないとお互いにいい未来に進むことはできないと思います。
お客様に対しては、製品を受注・納品していく中で設備は徐々に整っていったものの、その設備を使いこなせなかったり、社内での考えの違いから使うことをためらったりしたことで、満足のいくものをお客様に届けられていなかったということがありました。
現在は技術職であれば板金技能士という国家資格を取るための資格補助の制度を整えています。近年では県内1位に当社社員が受賞するなど、素晴らしい成績を残してくれています。
そのほかに多能工的な働き方をすることで、お互いを知るように心掛けています。
精密板金は工程がたくさんあるので、自分の担当以外の工程を知って前後の工程のことを考えたより効率のいい働き方ができるようになるんです。
こうした過去にあった課題から職場環境・働き方の改善を行い、より理想的な環境に近づいてきていると日々感じています。
精密板金業界の未来、会社の展望
カーボンフリー、 5Gなどの新技術が拡がる中で自分たちもいち早く新しい技術を取り入れてお客様にご提案できる体制を整えていきたいと考えています。その波にうまく乗り切れるかが一つの大きな課題です。
また、今後は精密板金という事業だけに捉われずに全く違ったビジネスにもチャレンジしたいと考えています。まだ先の話にはなるかもしれませんが、伸商ホールディングスとしてさまざまなビジネスをミックスさせて相乗効果が狙えられればと考えています。
そのためにもやはり社員やお客様、外部団体など人とのコミュニケーションをより強化し、内外部、様々なところからヒントを得てアイデアに転換し、チャレンジしていきます。