WORK-FLOW

精密板金の業務フロー

発注から納品まで一貫生産体制で行います。

精密板金加工は、高精度な技術が必要となる加工方法です。
ここでは精密板金とはどのような流れで、どのような工程で加工をしていくのか簡単に説明します。

1 お問い合わせ・お見積もり

メール・FAX・TELにてお客様の図面やご要望を確認して、最適なお見積もりや板金加工の仕様などをご提案させていただきます。

2 受注

生産管理システムにて受注から手配・出荷までを一元管理。一品一様で部品をマスター管理しています。

3 設計・開発

お客様のイメージやラフデザインを基に製図を行ないます。
3DCAD・2DCADを使用し、目的や用途などの要求を満たした上で、生産性・コストも考慮しながら設計します。

4 CAD/CAM

3DCAD(Solid Works)・2DCAD(AP100)を使用し、図面・データを基に板金の「展開図」を作成します。
3DCAD・2DCADを使用し、目的や用途などの要求を満たした上で、生産性・コストも考慮しながら設計します。板金で製作するために一部を分割して、板の状態にします。
その後、抜きや曲げの機械を動かすためのNCプログラムやネスティングプログラムをCAM(VPSS 4ie)で作成します。

5 抜き(プレス・レーザー・複合機)

NCプログラムを使用して、ターレットパンチプレス・レーザー・複合機で加工します。
板厚・材質・成型加工に応じて最適な加工機を選定します。
また、レーザーと複合機には材料棚を設備しているため、24時間稼働が対応可能です。

6 前段取り(バリ取り・タップetc)

抜きで発生するバリ・ドロス(製品からはみ出た余分な出っ張りのことで、切断面を触ってザラザラしている部分)をエアサンダーやバリ取り機で除去します。

7 曲げ

プレスブレーキを使用し、板の状態から立体形状に加工します。
プレスプレーキはネットワーク対応型のため、CAMデータを呼び出して立体姿図を見ながら確認出来ます。
さらに新型マシンでは、金型自動交換付きで角度センサーによる自動角度出しも可能なため、熟練作業者でなくても精度の高い曲げ加工が可能です。

8 溶接・仕上げ

別パーツとして展開した部品やナットなどを金属を溶かして繋ぎ合わせます。
板厚・材質・形状に合わせて、溶接方法を適宜選択します。
機械に頼るのが難しいので、熟練の作業者を配置しております。
溶接後の仕上げもサンダーやペーパーなどの研磨機や工具を使用して後工程に支障の無いように行ないます。
バフ研磨も対応可能です。

9 検査・出荷

製品が図面通りに出来上がっているか、外観に問題ないかをチェックしています。(表面処理は外注にて行なっています)
ステンレス製品は必要に応じて、溶接部の焦げを電解研磨機にて除去します。
合格した製品は綺麗に洗浄し、梱包してお客様に届けます。

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伸商機工では未経験者も先輩社員が丁寧に教えます。

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